まちのわとは?
洋光台に住んでいる方やゆかりのある方にインタビューをして、まちまどを中心にまちのわを広げていこうという企画です。
お知り合いの方がインタビューされたり、ご自身がインタビューされることも?
今回のゲストは村田さんです。
いつも明るくて笑顔で声が通るさわやかな印象の村田さん、今はまっているものがあるんですよね?
はい。クッブというスポーツにはまっています。
ひょんなことから始めたのだけれど本当はゲームとかそういった類のものは好きじゃなったんです。
けどやってみたら楽しくて。
足が悪い人でもできるし車イスの方でもできる競技なんですよ。
毎月第三土曜に洋光台北公園でクッブをやっているんだけど、杖をつく年配の方も飛び入り参加するんです。
雨だったり強風だったり悪天候じゃなければなるべく活動してますよ。
色んな方に参加してほしいと思います。ほんと、楽しいから。
クッブと知り合ったきっかけは何ですか?
震災のときボランティアで岩手の陸前高田市に入っていたんです。
最初は受け入れてもらえないかもしれないなどの不安があったり、うまくこちらの想いが伝わなかったり心の距離を縮めるのには少しの時間がかかりましたけれども。
ある日お花見会を岩手ですることとなり横浜の仲間たちも連れて行ったんです。
そこで岩手の林業の人たちと知り合いました。
素敵でしたよ。都会の人とは違い、男らしいんです。
そこで彼らのチェーンソーアートを見たりまめに現地へ出向くこととなり仲良くなりました。
クッブってもともと北欧発祥の薪投げゲームで。
一説にはバイキング時代に、スウェーデンにあるゴットランド島でどの家庭にもあった薪を使って遊び出したのがクッブの起源ではないかって言われているんですよ。
林業と木材、クッブはすごい深い関係があるんです。
ちょうどそのころ岩手で国体があって、そこでクッブの披露もあって。そしてクッブと知り合ったんです。
横浜でもチーム作らないか?という打診が岩手の仲間からあって現在【カーンザクッブYOKOHAMA】という名前で活動してます。
先にも話した毎月第三土曜に洋光台の北公園で活動してますからね。
活動してる時は旗を立ててるので目印にしてください。
具体的にどんなところが面白いですか?
何が面白いかってね、当たったらハイタッチという決まり。
知らない人同士でクッブのチームを組んだりすることもあるから、ぐっと距離も近くなるし楽しさを共有できるからやりがいがあるよね。
流しのクッブの方なんていうのもいるんですよ。
当たらけどけっこう当たらない。体感が大事かも?気力も大事。
頭も体も動かして使うから健康にいいところも続けてる秘訣。
ピクニッククッブっていうのもあって合間合間でビール飲んで楽しむこともできます。
クッブの他に長く趣味にされていることがあるんですよね?
夫婦で車の運転が好きでどこまでも行きますよ。
日本全国色んな所をできるだけたくさんまわりたいってよりは気に入ったら何年でも同じ場所に行くことが多いかな。
北海道に四年続けて行っていたことも。
栃木県の那須には20年近くは生き続けてるかな。そのお隣の福島県の会津も大好き。
歴史を見て聞いてインスピレーションでしびれて不思議な魅力があるとこはハマまっちゃう。
岩手県の気仙沼も好きで一説にはその場所の名前をアイヌ民族がつけたと言われてて。
ケセが末端、モイが入り江でなまってケセンヌマ。という話など色々伝承されているみたいなんです。
村田さんは特に東北地方がお好きということですが。
岩手県民は日本で一番優しいと思います(笑)
比較的温暖な気候の所は種を撒いたら植物は生えて。何なら一つの季節で二回も食物採れたりするでしょう。
東北は冬が長くて正直住みにくい所。人も変わってるなぁと。
カルチャーショックをたくさん受けてきてそこがとっても魅力に感じるんです。
生活する力があるって素敵だなぁと。
他にも昔は海外旅行にも積極的に行かれていたんですよね?
そうなんです。動物が好きでアフリカに何度か行きましたよ。
動物の何が好きって…そうだなぁ、習性を知ることが目的だったりしますね。
また機会があったら行きたいです。とっても魅力的な所でしたよ。
当時は大学の先生が知り合いでしたから夜中でもレンジャーの人が同行で見学に行けたんです。
バードアイランドという鳥がたくさん住んでいて研究施設があるところも船で渡ったりして見に行きましたよ。
普通じゃ考えられないですよね。観光じゃまずできない体験でした。
気球に乗ったりもしました。
言葉じゃ伝えられないくらい。綺麗でしたね。
当時は趣味でアフリカの動物の習性を知るを超えて研究と言ってもいいくらい。
趣味とか範囲超えて研究ですね。
国内にも動物園にはアフリカの動物がたくさんいますよね?サファリパークなどにも行かれるんですか?
それがね、本場のライオンとかすごく小さかったの。それに色つやも知っているライオンじゃなかった。
がっかりもしたしびっくりもしたの。
やっぱり生きるか死ぬかの環境で食べ物のも違えば体つきが全然違うんだなぁと。
アフリカに住んでるライオンはほんとすごいの。たてがみも体もずっとずっと大きいの。
また機会があれば行きたいとは思うけどね。
貴重なお話を聞かせて頂きありがとうございました。
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